○思慮分別って

2005年11月30日
大切だと思うんです。

何も考えないで動くのはあまりにも危ういし、
あまつさえその災いが他人にまで及ぶ可能性もある。

僕はちょっと前まで考えることを放棄していた人間でした。
自分さえ良ければ、その場がしのげれば、
なんていういいかげんな考えで行動していました。

そのいい加減なやり方によって、
一体何人の人が傷つき、苛立ち、僕を疎ましく思ったことか。
想像もつきません。

普通の人にとっては当たり前のことだと思います。
でも、僕には常識という物が欠けてました。

僕の場合、常識を知ったのは過ちを犯した後でした。
それがちょうど中学生の頃。

高校に入ってから努めて僕は過ちを繰り返さないように
してきたつもりです。
でも、気付いたら自己中心的な、傲慢な心が
また前にでしゃばってきていたことが幾度かあります。

意志を持っているのは自分だけじゃない。
誰だって自分と同じように憤りを感じる事もある。
自分だけ他に当り散らすなんて、最低だ。
皆我慢しているのに、自分が一番不幸だと思ってやまず
悲劇の主人公を演じ続けるのは、ただのわがままでしかない。

これをいつも心の隅において、教訓にして過しています。

もう、二度と同じ轍を踏まないためにも。

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こういう風な信念があると、目に付くのが
昔の自分と同じ過ちをしている人。

ああ、俺ってこんな存在だったんだ。

そう思い返させます。
だからこそ、注意してあげる事もできるはずなんですが・・・。

今の僕にはその資格も、余裕もないみたいです。

出来れば、自分の力で気付いて欲しいと願っています・・・。

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